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熊野那智大社【世界遺産】
熊野那智大社は、田辺市本宮町にある熊野本宮大社、新宮市にある熊野速玉大社とともに熊野三山の一社であり全国約4,000社余ある熊野神社の御本社です。
那智の滝を神と崇める自然信仰が起源であり、滝の神様とともに熊野の神々も元は滝もとに祀られていましたが、仁徳天皇5年(317年)に現在の場所に社殿を創建し、遷されたとされています。
山の緑に6棟からなる朱塗りの社殿や礼殿が映え、神聖な雰囲気が漂います。
隣接する那智山青岸渡寺とともに熊野信仰の中心地とされ、現在も厚い信仰を集めています。
主祭神は、万物の生成、育成を司る「熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)」で「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」とも言われ、その御神徳により諸々の願いを結んで頂ける「結宮(むすびのみや)」として崇められています。
境内には、神武天皇を大和(現在の奈良県)に導いた三本足の烏 「八咫烏(やたがらす)」が大任を終えて石になったといわれる「烏石」や樹齢約850年の大楠が茂っています。
大楠の根元には空洞があり、無病息災を願って「胎内くぐり」をする事ができます。
スポット情報
〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
営業時間:7:00~16:30
電話番号:0735-55-0321
紀伊勝浦駅前発 熊野御坊南海バスで約30分(那智山バス停下車)
表参道から階段(467段)を15分ほどのぼる