那智山青岸渡寺の三重塔は、500年前に制作された「那智参詣曼荼羅」にも描かれています。
戦国時代(1467-1603)の内戦のさなか、1581年に焼失しましたが、1972年に再建されました。
各階に異なる仏の像が安置されていて、1階には那智の滝にまつわる多くの伝説に登場する不動明王。2階には西方の極楽浄土に住まう阿弥陀如来。3階には慈悲の菩薩である飛瀧権現本地千手観音が祀られています。
また、仏教壁画も塔の各階の壁を彩っています。
塔の上からは、那智の滝や太平洋を望む事ができます。
また、那智山青岸渡寺の本堂後方から眺めると、那智の滝と朱塗りの塔の調和が美しく、絶好のフォトスポットとなっています。
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那智の滝と並ぶ朱塗りの塔の姿は趣があります。
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スポット情報
三重塔
営業時間:8:30~16:00(参拝料300円)
電話:0735-55-0001
料金:大人300円、子供200円
三重の塔は障がい者割引有り(受付で障がい者手帳を掲示するとご本人のみ無料となります)
アクセス:那智山青岸渡寺本堂から徒歩10分
電話:0735-55-0001(那智山青岸渡寺)